淡路島の夕日


by ssstoyoda
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「巨龍に挑む」を読む

友人に中国のマーケットの情報を教えてもらおうと連絡をしたら、その前に
「巨龍に挑む」を読むようにすすめられた。

あちこちの書店に問い合わせたが、在庫切れだった。やっと堺筋本町の紀伊国屋書店
に2冊あるというので、取り置きしてもらって昨日をやっと手にした。

イトーヨーカ堂が中国の成都に進出したときの9人の精鋭の悪戦苦闘物語だ。
まだ半分ぐらいだが、物語は中国進出の中心者が決まって、その中心者が500人の
店長の中から中国行きを希望する人を選ぶところから始まる。

応募資格に3つの条件を出した。
1.利口な者はいらない。行動しないで頭で考える者は必要ない。
2.バカもいらない。足手まといになる者も必要ない。
3.私が求めているのは大バカ者だけだ。大バカ者とは、ひたむき、ひたすらとか、バカの一つ覚えでもいいから精一杯努力する人だ。

その結果、57人が応募してきた。そして9人が選ばれたのである。

読みながら、新しいことに挑戦するのは、苦しいことも多いが、それを乗り越え乗り越えして
目的目指していく姿はすばらしいと思った。

目的を成就したときの感動は、小さなことでも、巨龍に挑むような大きなことでも
一緒だろう。我慢が大きかった分だけ感動も大きいが、しかし、誰でもが巨龍に挑む
ような場面に出会うということはないから、今この目の前の龍に挑むことで、感動を
味わうことができる。

感動を求めたいと思ったら、こういう挑戦をしなくてはならないのだろう。
by ssstoyoda | 2011-05-12 07:46